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みやまえ動物病院


みやまえ動物病院 PETLIF


みやまえ動物病院の設立日と獣医師を志したきっかけについて教えてください。


院長 妻井さん:当院は1999年の4月末に設立しました。ありきたりかもしれませんが、小学生の頃からわんちゃんを飼っており、とても好きだったことから、動物に関わる仕事がしたいと思っていました。大学を卒業してからずっと獣医師として働いており、25歳でこの職業を始め、現在57歳になりますので、約32年間携わっております。

大学には1年浪人してから入学し、6年間学びました。そして卒業後、そのまま就職しました。現在は私が受験した当時よりも入学が非常に難しくなっているので、もう一度受験しろと言われたら、正直無理だと感じます。



獣医師として32年間続ける秘訣などはありますか?続けてこられた理由についてお伺いしたいです。


院長 妻井さん:やはり「好き」という気持ちが一番の理由ですね。皆さんがどう感じられるかは分かりませんが、実は私自身、患者さん(わんちゃんやねこちゃん)から癒しをもらっているんです。来院したわんちゃんやねこちゃんがお腹を見せたり、甘えたりする姿が本当に好きで、それが自分を支えてくれているような気がします。むしろ私たちの方が彼らに助けられている、そんな感じですね。



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何か心の支えや趣味など、リフレッシュできるものがあったからこそ頑張れた、というのはありますか?例えば、趣味でテニスをしていたとか。


院長 妻井さん:特に大きな支えはなかったのですが、私自身としては、どんなに遅くまで働いていても病院の雰囲気が良く、他の院長たちとコミュニケーションが取れていたことが救いでした。もちろん、他の方がどう感じていたかは分かりませんが、私は楽しく働いていた記憶があります。


今もその雰囲気や感覚は大切にしています。仕事の中でオンとオフの切り替えがあると感じていて、例えば緊急の患者が来たときは全員が集中して取り組みますが、検診や軽い診察の日はリラックスした雰囲気になります。緊急のケースがいつ来るか分からないので、何もないときには気を抜いてリフレッシュし、必要なときには全力で対応するようにしています。

こうしたオンオフのバランスや、オフのときにくだらない話をして息抜きをするのも重要ですね。



来院される患者様のうち、わんちゃんとねこちゃんの比率はどのくらいですか。


院長 妻井さん:大体同じくらいですね。5割ずつぐらいだと思います。わんちゃん、ねこちゃん以外にも鳥やうさぎ、ハムスターといった小動物も診察していますが、これらはあくまで一般的な診察範囲に限ります。私やスタッフが対応できる範囲で診察し、それ以上の専門的な治療が必要な場合は、専門医をご紹介するようにしています。



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獣医師としての魅力は何でしょうか。


院長 妻井さん:個人的な意見かもしれませんが、やはり様々な動物と出会い、触れ合い、そして可愛がることができるというところが魅力です。また、仕事の内容としては病気を治すことができたときが何よりも嬉しいですね。もちろん、治療がうまくいかないこともあり、悔しい思いをすることも多いですが、成功したときには大きな喜びを感じます。

私はあまり多くを語るタイプではありませんが、やはり誠実に正確に対処することが大切だと思っています。そして、飼い主様のご要望を正確に汲み取ることも重要です。そこが獣医師としての難しい部分でもありますが、一番大事なことだと感じています。



妻井先生の専門領域は、どのような分野になるのでしょうか。


院長 妻井さん:実は、これといった専門領域はないんですよ。どんなことでも対応できるように努めていますが、その分逆に「これだけは専門です」と言えるものがないとも言えます。そのため、必要に応じて各専門医と密に連絡を取り合いながら、できる限り当院で対応できるようにしています。私個人としては、あらゆる分野で最善を尽くし、専門医に近いレベルで対応したいと思っていますが、どうしても限界があるのが現実です。それぞれの分野で可能な限り最善を尽くしているつもりです。



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こちらで働いているスタッフは、現在何名いらっしゃいますか。


院長 妻井さん:私を除いて、獣医師と看護師合わせて4人のスタッフがいます。もう一人の獣医師は私の妻なのですが、出産・子育ての期間や、専門学校の講師を務めていた時期がありましたので、臨床に専念し始めたのは10年ほど前からでしょうか。看護師の方たちは若いですが、新卒から3~4年目で、すでにベテランの域に達していると感じています。私たちの経験でも、3年を経ると業務の一通りをこなせるようになり、それが一つのステップになるのではないかと思います。



わんちゃんやねこちゃんで、最近増えている病気はありますか。


院長 妻井さん:そうですね、特に高齢になると心臓病や腫瘍といった病気が増えている印象です。ただこれは、技術の進歩やペットフードの改良、そして飼い主様のペットの健康に対する意識が昔に比べて格段に向上したことにより、ペットの寿命が延びているため増えてきているのではないかと感じています。



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これまでに最も難しかった治療や、取り組んできた中で特に難易度が高かったものについて教えていただけますか。


院長 妻井さん:当院は主に一次診療を行っていますが、どうしても対応が難しい場合には、大学病院などの二次診療施設にお願いすることもあります。幸い、都内にはそのような施設が充実しているため、適切な連携が取れる環境に恵まれています。ただ、可能な限り当院でも治療を行い、無理をして患者であるわんちゃんや猫ちゃん、そして飼い主様に負担がかからないよう、背伸びをせずに最善を尽くすことを心掛けています。


患者様の中には、「できれば大学病院には行きたくない」「先生にお願いしたい」とおっしゃる方もいらっしゃるため、可能な範囲で対応して別の方法も提案するなど、治療方針を一緒に考えていくことが重要です。命にかかわる腫瘍や心臓病のような治療が難しい病気もあれば、皮膚病といった命には直結しないものの慢性的で難しい病気というものも多々あります。


また、わんちゃんやねこちゃんの行動上の問題も難しいと感じることがあります。例えば噛むなどの攻撃的な行動や、人に慣れず近寄らないといった行動上の問題は、いわゆる行動学に関わるものですが、これも解決が難しいケースが多いです。命に直接かかわらない問題であっても、動物自身の気持ちがわからないため、推測しながら対応するしかない点が非常に難しいですね。



お仕事をしていて「良かったな」と感じる瞬間はどんな時ですか。


院長 妻井さん:先ほどもお話ししましたが、やはりさまざまなわんちゃんやねこちゃんと触れ合えることですね。愛情を込めて撫でたり、可愛がったりできるのが嬉しいです。さすがに顔をすり寄せるようなことまではできませんが(笑)。それに、動物と仲良くなって友達のような関係を築くと、より細かい部分までチェックできたり、検査の際に協力的になってくれたりするんです。

目指しているのは、わんちゃんやねこちゃんと友達になることです。もちろん、全ての子が仲良くなってくれるわけではなく、苦手に思われることもありますが…。


あとは自宅に帰った際、動物病院で触れた他の動物の匂いが服に付いていると、わんちゃんやねこちゃんがそれに反応しますよね。特にねこちゃんは「フレーメン反応」といって、独特の顔をすることがありますが、それを楽しみに帰ることもあったりします。



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こちらの病院では、緊急対応が必要な場合、どのように対処されているのでしょうか。


院長 妻井さん:東京では、夜間救急病院が複数ありますので、緊急時にはそちらを紹介しています。最終的には患者様が判断されることになりますが、電話でのやり取りで「行かなくて良い」とは私たちからは言えませんので、一応私のところでは夜間の電話が留守番電話に切り替わり、私の携帯電話に転送される仕組みになっています。その際にこちらから掛け直し、状況をお伺いして対応を検討します。


また、緊急性がない場合については、患者様とLINEでやり取りを行い、指示を出すこともしています。全ての患者様ではありませんが、LINEでのやり取りがあること自体に安心感を持っていただいているようです。万が一の場合は「夜間救急病院に行ってください」とお伝えすれば、皆さんその通りに対応されています。

東京都内であれば、比較的恵まれた環境で対応できているのではないかと思っています。



開業後、どのようにして集客やリピーターの確保をしていったのでしょうか。


院長 妻井さん:私が開業したのはかなり昔のことで、当時はまだインターネットがほとんど普及していませんでした。広告手段としては主に新聞広告を使っていました。それ以外にはあまり選択肢がなかったと思います。振り返ると、何かしら広告を出した記憶はありますが、患者さんの口コミに頼る部分が大きかったのではないかと思います。


また、新聞に折り込む紙チラシも配布したことがあります。この地域の特定の区画に配布した記憶があり、何百部、何千部配布したかまでは覚えていませんが、そうした方法を取っていました。


今のようにインターネット広告があれば、また違ったかもしれませんが、当時は電柱に看板を出すことも考えました。ただ、良い場所はすでに埋まっていて、結局はほとんど新聞広告に頼っていたというのが実情です。



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開業当時のお客様はどのくらい来院されていたのでしょうか。また、現在は1日にどのくらいのお客様が来院されているのでしょうか。


院長 妻井さん:開業当時については正確には覚えていませんが、平均して1日10件程度だったかと思います。幸いなことに、ギリギリのところで赤字にはならずに済んでおり、経営的にも何とかプラスを保てていましたね。


現在は1日20件以上はいらっしゃるでしょうか。薬のみの受け取りなども含めると、そのくらいになります。それでも多い方ですね。天気によっては全く来院がない日もありますし、逆に混み合う日もあり、今日の午前中も少しお待ちいただいたり、再度ご来院いただいたりすることがありました。コロナ禍で予約制を検討しましたが、最終的には導入しておりませんので、日によって待ち時間の予測が難しいのが現状です。そのため、朝一番から重症の患者さんが来院されると、その後の患者さんにお待ちいただくことになってしまい、申し訳なく思っていますが、皆様にはご理解いただくしかない状況です。



駐車場があると書かれていましたが、場所はどちらでしょうか。


院長 妻井さん:こちらの五日市街道、その通りを少し進むと、パナソニックの店舗が見えると思います。その横にある細い道を井の頭通り方面(南側)に進むと右手に竹林があり、その少し先の右手に駐車場があります。駐車場には「みやまえ動物病院駐車場」と書かれた板が掲示されていますので、目印にしてください。



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普段スタッフとどのようにコミュニケーションを取られていますか?また、院内での働きやすい環境づくりについて教えてください。


院長 妻井さん:基本的には、普段の会話を大切にしています。もちろん仕事中は真面目な会話が中心で、無駄話をするわけにはいきませんが、空いている時間や少しの隙間ができたときには、くだらない話や冗談も交えて会話を楽しんでいます。少し馬鹿げた話もしているかもしれませんが、それがリフレッシュになっていると思いますね。

私自身はお酒が得意ではないので、忘年会くらいしか飲み会はありませんが、スタッフの誕生日には食事会を開いてささやかなお祝いをしています。


また、昔の話になりますが、この業界自体ブラックな面が多かったのでなるべくホワイトな職場を目指しています。労務管理には私も詳しくないので不足している部分があるかもしれませんが、極力きちんと行いたいと思っています。私たちの時代では夜10時まで働いても月収はわずか10万円台で残業手当もなく、夜中に対応することも当たり前でしたが、今の時代には合わないと強く感じています。



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この業界について、改善していきたいと感じることがありましたら教えてください。


院長 妻井さん:そうですね、細かい点になりますが、例えば「狂犬病予防法」に関してです。この法律では、4月から6月にかけて接種を行う必要がありますが、わんちゃんの寄生虫予防やフィラリアの予防も同じ時期に重なるため、非常に混み合ってしまいます。また、この時期に売上が集中する傾向があり、分散できれば大変助かるのですが、現実的には法律なので時期を変えることは難しいでしょう。国会での法改正が必要なため、現実的ではないと分かってはいるのですが、それでも少し時期をずらしてもらえたらと願っています。


この影響もあってか、ねこちゃんの飼い主様はわんちゃんの診療の混雑を気遣って、少し時期をずらして夏に来てくださる方が多いですね。皆さん、賢明に状況を理解してくださっているのがありがたいです。

さらに、業界全体の視点で言うと、少子化に伴ってわんちゃんを飼う世帯も減少傾向にあります。これは大きな問題ですが、解決するにはかなり長期的な取り組みが必要になりますね。



スタッフの秋山さんに質問です。この子猫の名前は何ですか?院長先生は普段どのような方ですか。


スタッフ 秋山さん:この子の名前は「みやちゃん」です。とても可愛らしい子で、うちの看板猫として頑張ってくれています。2024年1月に生まれたばかりで、現在は生後10ヶ月ほどになります。


先生はとても優しい方で、怒ることもほとんどなく、質問には何でも丁寧に答えてくれます。仕事に熱心で診察のときも、病気や治療に関する話だけをされるので、とても誠実な印象があります。冷たい感じでは全くなく、むしろ温かいお人柄が伝わってくる感じです。


また、先生は動物に対してもすごく優しく接してくれます。診察時には丁寧にわんちゃんやねこちゃんに接し、裏で預かっている子たちにも気を配ってくれます。とても愛情深く、動物たちも安心できる雰囲気を持っているんですよ。

ちょっとお寝坊さんなところがありますが、それも先生のチャーミングな一面かと思います。



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みやちゃんをお迎えすることになった経緯を教えていただけますか。


院長 妻井さん:みやちゃんは杉並区の「なみねこの会」からお迎えしました。以前から、スタッフとも「そろそろわんちゃんかねこちゃんを病院で迎えたいね」と話していたんです。そんな折になみねこの会からポスターが届き、お見合いでこの子を見たときに「この子にしようか」と話がまとまり、すぐお迎えすることに決めました。


実際に一緒に過ごすようになって、ここに来てくれて良かったなと感じています。診察室や待合室も自由に行き来できるようにしていて、トイレも設けているので、朝来るときちんと自分の場所で落ち着いていますよ。


みやちゃんがいてくれることで、病院の雰囲気も和やかになりますね。仕事中でもついつい膝に乗せたくなってしまいますし、時々ちょっと邪魔をされることもありますが、それもまた可愛らしいんですよね。



こちらの病院は年中無休で診療されているのですか。


院長 妻井さん:基本的には日曜日と祝日はお休みとしていますが、電話対応のスタッフが常に1人待機しています。もしご連絡があって緊急で診察が必要だと判断した場合には、対応させていただくこともありますね。形式上お休みということにはなっていますが、できる限り患者さんに寄り添えるように配慮しています。



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お客さまはこの地域の周辺にお住まいの方が多いのでしょうか。


院長 妻井さん:そうですね、やはり近所にお住まいの方が多いですね。

みやちゃんが受付にいるだけで、少し混んでいるときでも皆さん気軽に声をかけてくださったり、動物好きな方が多いので和やかな雰囲気で接してくださいます。おかげで、緊張感が漂うような場面も少なくなりましたね。また、受付の近くには動物関連の映像が流れるテレビを設置しており、皆さんが待ち時間もリラックスして過ごせるように工夫しています。



こちらでは職場体験も実施しているのでしょうか。


院長 妻井さん:そうですね、中学生の方たちが3日ほど職場体験に来てくれることがあります。東京ではこうした職場体験が以前から行われているのですが、子供の頃にうちで職場体験をして、大人になった今ここに勤めてくれているスタッフもいます。職場体験が施設の魅力を伝え、働きたいと思ってもらえるきっかけになっていたら本当に嬉しいですね。



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先生のプライベートについてお伺いします。何か運動をされていたり、ご趣味などはありますか。


院長 妻井さん:実は最近、忙しくなってしまってなかなか運動ができなくなり、運動不足を感じています。本当はテニスをしたいのですが、次の日には体がクタクタになってしまって仕事に支障が出るので、どうしようかなと悩んでいます。やりたい気持ちはあるのですが、現実的には難しいですね。日曜日にも仕事が入ることが多く、365日のうち350日以上はここに来ている状況です。ハワイなどにも行きたいなとは思っているのですが、30年以上実現できないままですね。


旅行は下の子が卒業して社会人になってから、時間的な余裕ができれば行きたいなと思っています。ただ、熱いのが苦手なので温泉はあまり好きではないですし、食べ物にもそれほど執着はないので、温泉旅行には特に興味がないんですよね。物欲もあまりないほうで、現実的に「これを絶対買おう」と決めているものは特にないですね。


家族は私が仕事をしている間に旅行に行っているので、その姿を見て「行かせてあげられているだけでも良いのかな」と思うこともあります。旅行先での写真や情報を私が整理しているので、いろいろな場所のことは詳しくなっているんですよ。「あの写真の場所だよね」と話すと家族のほうが逆に覚えていないことも多かったりします(笑)。



今後、この病院をどのようにしていきたいかについてお伺いします。先生は、今後もずっと診療を続けていかれるおつもりでしょうか。また、将来的に店舗を増やすなどの展望はありますか。


院長 妻井さん:店舗を増やすことについては、特に考えていません。現状では、例えば他の方に院長代理を任せるなどの選択肢もあるかもしれませんが、私はやはり現場で働きたいタイプで、最前線で診療を続けたいという気持ちが強いんです。実のところ、院長職自体が私の性格にはあまり合っていないのかもしれません。


法人化しているので一応代表も兼任していますが、正直言って経営者としての器ではないと思っています。やはり、雇われている方が気を遣わずに済むというのもありますし、経営者としての責任を負うのは、他の方も同じだと思いますが、大変なことが多いですね。様々な心配をしなければならないですし、少々面倒に感じることもあります。逃れられるならそうしたいと正直思いますね。


今後5年、10年後にどうなっているかはまだ確定していない部分がありますが、少なくとも現状では、日々の診療に全力で取り組むつもりです。しばらくは一生懸命、現場で働いていく予定です。



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現在、ホームページやSNSの運用はされていますか。


院長 妻井さん:実は、まだ運用していないんです。アカウントは作成したのですが、そのまま止まっています。以前、コンサルタントの方にホームページを作成してもらったことがあるのですが、コロナ禍の影響もあり契約が終了してしまいました。その際に作成してもらったホームページを変更したいと思っているのですが、担当者の方が全く反応してくれず、以前の状態のままなんです。現在、新しいホームページを作成中なのですが、なかなか進まないのが現状です。前のホームページからの問い合わせもこちらのメールに届くので、それには対応している状態です。


そのホームページの管理費はおそらく支払っていると思うのですが、移管や変更の手続きが進んでいないんですよね。今、これが短期的な課題になっています。SNSもやろうかという話にはなっているのですが、その後手がつかずに止まっています。


始めると、常に更新していかなければならないので、手間がかかるのが少し心配なんです。私自身、そのような管理業務にかかりっきりになると、日々の診療に影響が出ないかと心配で、実はあまり関わりたくないのが本音です。おそらくスタッフはできると思うんですが、技術があるのはうらやましいですね。私自身はパソコンしかできなくて、スマートフォンを使った管理などは苦手なんです。



地域の方々が多くご来院されていると思いますが、今後、広範囲からのお客様にも来ていただきたいという戦略はありますか。


院長 妻井さん:実は特にそういった戦略は考えていません。これはもしかすると弱点かもしれませんが、あまりお客様が増えすぎてしまうと私たちの対応が追いつかなくなってしまうことが心配なんです。現状維持が難しいことも理解していますが、できればこのまま変わらずに続けられればと考えています。もちろん、私たちも努力を重ねていかなければならない部分もありますが、今のところ広範囲からの集客や新たな展開については考えていない状況です。



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最後に、ぜひ伝えたいことはあますか。


院長 妻井さん:正直なところ、こういった分野があまり得意ではないので、なるべく静かに活動したいというのが本音です。あまり広がりすぎて、「あの記事に出てましたね」とか言われるのが少し照れくさい部分もありまして。本当は掲載自体も控えめにお願いしたいくらいですが(笑)。すでに伝えたいことはお話ししましたので、特に追加で載せてほしい内容はありません。



施設情報


みやまえ動物病院

〒168-0081 東京都杉並区宮前3丁目9−1

03-5344-1677




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